メリークリスマス & ハッピーニューイヤー


カルチャーチャンポンなアメリカではこの時期「メリークリスマス」と言わずに「ハッピーホリデー!」と言うべきではという論争が世間を駆け巡り、実際「ハッピーホリデー!」という人の方が多かった今年のクリスマスシーズン。宗教にあまり関心のない日本人(かよべえは特に)にとってはあまりピンと来ないが、クリスチャンではない人にメリークリスマスと言うのは宗教の押し付けにあたるのではということらしい。うーんぴんとこないよねぇ。では「メリークリスマス」とはどんな意味なのか、「メリー」は「ハッピー」、「クリスマス」は「Christ mass」をはっしょって「クリスマス」、「Christ mass」は「キリスト様(の誕生)を祝うミサ」、つまり「キリスト様誕生日おめでとう」と言っているようなものである。こうするととても宗教がかった言葉だと気が付く。
そんな大人の論争はさておき、多くの子供たちは今年もクリスマスを待ち望んでいる。多くの子供たちは8才~10才までサンタを信じている。クリスマスイブには訪れるサンタにとクッキーとミルクをクリスマスツリーの近くやダイニングテーブルに置いてから床に就く。そんな子供たちのために親は朝子供たちが起きだす前にクッキーを半分食べミルクを半分飲んでサンタが来たかのようにみせかける。サンタは架空のものだと告知されたときはショックだったと大人になって過去を降りかえる。そんな話を聞くとサンタはみんなの心の中に生きているんだと思わせ、そう思うことでなんだか幸せな気持ちになる。
ズーマはまだクリスマス、サンタ、ギフトなどにはあまり興味がないらしい。サンタのひざの上に座ったときはムスッとしてうつむき加減だったし、クリスマスプレゼントにはまったく興味を示さなかった。写真は義姉の学校にサンタが来たときのもの。彼は4歳半。このくらいの時期になるとクリスマスのお話やサンタの存在などにとても関心があるようでサンタが来たこの日はみんな大騒ぎしていた。
クリスマスの朝、私たちはおばあちゃんの家に集まって朝ごはんを食べ、そのあとみんなでプレゼントを開ける。午後はおばとおじの家で食事会。毎年恒例の行事である。
こうして今年もクリスマスが過ぎていく…なんてのんびりしたことは言ってられない。もうすぐ日本に帰るのだ。クリスマスの片付け、旅行の準備を一日でしなければならないと思うと悠長に日記なんか書いている場合ではない。やれやれ今年も残すところわずかとなりましたが、みなさん風邪などひかぬよう体には気をつけてよいお年をお迎えください。

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