壊れたロボット

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今日は1時-9時のスケジュール。1時前に薬局に行くと…
みんな血相を変えて仕事してる。と言うか、何人いるの? 1、2…レジ3人、薬剤師4人、インターン1人、テクニシャン3人、げーっ11人もいる。
ってか、なんで薬剤師4人もいるの? 私も含めたら5人じゃん。
1時の段階でもう処方箋200枚超えたらしい。
トップ200の薬を自動的に容器に入れてラベルを貼ってくれるロボットScriptProが先週の木曜日から壊れていて、まだ直っていないと言うから輪をかけて忙しいわけだ。
処方箋は15センチX25センチくらいのバスケット(入れ物)に患者別に入っているんだけど、そのバスケットがピサの斜塔状態につみ重なっている。
今日はテックに扮して、てきぱきと処方箋をコンピュータに入力していく。そのあと、別のテックがどんどん錠剤を数えて、容器に入れラベルを貼っていく。この段階でバスケットには処方箋、薬品が入っている容器、患者に渡す処方薬が入った容器が入っている。このバスケットは次に最終監査を行う薬剤師に渡り、指紋認証による監査が終わると処方薬の要約とレシートが印刷される。
こうしてテックに扮しつつも、DUR(Drug Utilization Review)でひっかかっている処方箋は薬剤師でなければ了承できないので、ほかのテックが担当している処方箋もどきどきチェックする。患者やクリニックからもどんどん電話は来るし、疑義照会、患者へのカウンセリングとマルチタスクをこなしていくと、ちょっと自分がスーパーウーマンみたい…うふ 自負。なんて言っている場合ではない。
夕方5時、すでに400枚を越えたところで、クリニックからの留守電をチェック。
イレブン メッセージ… えっ? 11 個もメッセージあるの?
結局、20枚以上の処方箋リクエストが…これを聞き取るのも大変だけど、ピサの斜塔はさらに高くなっていく。
夕食も取ることなく、9時を向かえる…660枚。
おやすみ

RiteAid リフォーム

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この夏、薬局のリフォームが行われた。処方箋室の面積はほぼ倍になり気分もリフレッシュと思いきや、慣れないレイアウトでの作業、個人経営薬局の買収、ほかの支店の閉店による患者数の増加、などでこの1ヶ月は猫の手も借りたいほど忙しい。月曜日には1日で640枚の処方箋をさばいた。ここんとこ薬剤師は3人または4人いるときも。ランチなんか出前を取る暇もなく最近は持参のサンドイッチをむさぼりながら仕事している。コンピュータは全部で5台、レジは3台、電話8台。ちょっと大きすぎるよね。この地域ではナンバーワンとなってしまった。そろそろ小さいところに異動したいかも!?

インターン終了

なんだか正式に薬剤師になったみたいなタイトル
そうじゃなくて、NY州で外国人薬剤師に課せられている2080時間のインターンをやっと克服したのだ。子育てしながらちびちびとだから結局2年と1ヶ月もかかってしまった。でもこうして壁を1つ乗り越えるとやっぱりうれしいものだ。
だから、さぼりっぱなしのブログにも書いてみたりしている
この後?
NY州ではMPJEとCompoundingの2つの試験が待っている。Compoundingは年に2回。6月に受ける予定。カプセルなんてどうやって作ったっけ? IVバッグなんて作ったこともない。大丈夫かねぇ???

ドレスダウン

ドレスアップならぬドレスダウン
今日からハロウィンまでうちの薬局でやることに
一応ドレスコードが会社の規定としてあるので
名付けて “Dress down for fund raising!”(ドレスダウンして募金しよう)
マネージャは休暇で月曜日までいないし何か楽しいことをしようと、でも一応募金活動もするわけだから、いいよねって。勝手にいいわけ。
なので明日はジーンズをはいて仕事にいくことに…でも1ドル払わないといけないのよ。募金活動だからね。

Drug test

アメリカではどこの薬局でも Drug test なるものを売っている
おしっこをピーッとかければ体内にマリファナ、麻薬などが体内に残っていないか判別できるのだ
まぁ妊娠テストみたいなもの
こちらでは就職するときに薬物検査をするところもあるので事前に家でテストをしたりする人がいる
今日もタツゥーを入れたでかいお姉さんと細いお兄さんカップルが、Drug test はどこにあるの?
それでクラック(純度の高い麻薬)も検出できるの?とねほりはほり
いやー違法なことをしているのに見事に堂々としている
違和感あるわぁ わたしゃついてけない