ケープコッドで舌鼓

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Seafood Sam’sにてかぶりついたロブスター。はさみのところが甘くて一番おいしい。2匹で23ドル。
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WellfleetにあるLight Houseにて。ロブスターロール。これだけで15ドルでも贅沢なお味でした。写真にはないけどここのクラムチャウダーは絶対オススメ。
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潮干狩りで取った大きなハマグリ。おうちに持って帰ってグリルの上で焼きました。お口が開いたらバターとお醤油を入れていただきます。
あとは、稲穂ジャパニーズレストラン。なかなかセンスのいい日本食レストランです。日本人の寿司職人2人以外はみなアメリカ人です。カウンターに座っていただきました。口の中でとろけるようなお寿司ごちそうさまでした。田舎者(でも一応NYC、ボストン在住暦あり)がこう言うのもなんですが、東海岸では一位二位を争うと言っていいくらい雰囲気+味+サービスがすばらしゅうございました。

ケープコッド

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3泊4日で行ってきました。例の泊まったTown&Country、やっぱりいまいちでした。というか部屋はトイレクリーナーの匂いが充満していてちょっと耐えるのが大変という肉体的試練を味わい、それがなければまあそこそこだったんです。でもあの匂いは….旅行から帰ってかばんを開けてみるとまだ匂いが…と強烈でした。でもケープコッド、今回はとても満喫できました。初日は一日雨が降ってしまったのですがおかげでインフォメーションセンターめぐりとビーチめぐりができそれはそれでなかなかよかったです。海岸では、カキやカニ、お魚など自然ともふれあい、貝殻を拾ったり、波と戯れながらビーチでのんびりしたり、海はいいですね。今回は自転車も車にかついで行ったのでサイクリングも楽しみました。というかけっこうハードでしたのでしっかりエクササイズしたと言う感じ。雨の日に食べたクラムチャウダーは体を暖めてくれてなかなかでしたし、丸ごとロブスターと格闘しながら食べたディナーも格別でした。仕上げは潮干狩り。アメリカでできるなんて知らなかったので思わず得した気分。かなり没頭していてケープコッドからの帰り道も潮干狩りの話ばかりをしていたのでうちの旦那はこれで今年のクリスマスプレゼントは決まりだなと言っていたくらいです。
えっ? どんなプレゼント???
もちろん
本格的潮干狩りセット付きケープコッド旅行
あ~また行きたいよ。

ついに…薬剤師!

Counpoundingの試験、合格しました。そしてMPJEも。長かったですね。これですぐに免許が発行されると思っていたのですが、実は3週間何も音沙汰がなく州のOffice of Professions に連絡するとなんだか市民権の証明を待っていると頓珍漢なことを言われてしまい、電話で大喧嘩。結局グリーンカードのコピーを送って、さらに更新したアプリケーションフォームを送ってくれと言われ、なんだか納得できませんでしたがここで言い合うよりもおとなしく聞いてさっさと免許をもらわないとと先週送りました。そして今日、Webサイトに行って見ると…名前が出てました。実際の免許証はあと2-3日したら郵送されるようですが、実物がなくても早速薬剤師として仕事ができるようです。明日のスケジュールは1時-9時。さてどうなることやら。
みなさん、長い間応援ありがとうございました。

夏・バケーション

夏はなんとなくどこかに行かないといけないという変な義務感をここ数年感じているかよべえ。やはり普段海の近くに住んでいないから絶対海と勝手に決めつけている。4月くらいから悩んでいて今の今までどこに行くか決められなかった。そして突然、この週末ケープコッドに3泊で行くことに決定!こんな間近だとそこそこの値段でホテルもなかなかとれない。散々ネットで探した挙句、West Yarmouthにある「Town & Country Motor Lodge」というのを見つける。税金込み3泊で380ドル。ほかはみな1泊150ドルくらいから300ドルくらいなのに、値段も名前もあ・や・し・い~。でもレビューは良いからポチッと予約。
なんだかいろんな意味でワクワクしてきた。さぁて仕度しよっと!

Compounding

NY州では、NAPLEXとMPJEのほかにCompounding(処方実技)の試験があります。この試験は年に2回しか開催されません。処方実技試験は2日間あり1日目は計算問題10題・処方箋監査が10題、2日目は3時間で3つの薬を処方箋を基に調剤します。ここ数年必ず出題されているのが点滴バッグ、そのほかにはカプセル、軟膏、懸濁液などを作ります。四半世紀前ならともかく今の時代現場で薬を作ることはほとんどないのでみな口をそろえて意味のない試験となげいています。
私が受けた2007年6月の試験では、点滴、カプセル、軟膏が出題されました。点滴バッグの調剤はいつも一番くせもので無菌状態に注意しながら調剤しなければならず、これを怠ると20点すべてを失うことも。合格するには75点が必要なので点滴バッグで20点を失うと不合格になる確率はぐ~んと上がってしまいます。一緒に仕事をしているバリバリの薬剤師はこの点滴バッグを調剤するとき、間違ったバッグを使ってしまったために一度落ちていると言っていました。私の隣でカプセル・軟膏の調剤をしていた女性は、点滴調剤室から帰ってきてから大泣きしていました。私も実はフィルターをもう少しでつけるのを忘れてしまい針が点滴バッグに触れたところで気がつきました。消毒しなおしましたが、やり直しを申し出るべきだったかとずーっと落ち込んでいました。これが例えば自分を刺して出血してしまった場合はやり直しを申し出ないと絶対に20点失ってしまいます。やり直しは1回だけできるのですがこの場合は自動的に5点失います。カプセルと軟膏は薬品の計り間違えさえなければ基本的な問題で簡単でしたが、相当緊張していたんでしょうね、薬品を計るときに利き手の左手がぶるぶるふるえて大変でした。結局試験が終わるまでこのぶるぶるは止まりませんでした。試験が終わったのも5分前とぎりぎり。なんだか後ろ髪を引かれる思いで試験室を出て行ったのを覚えています。さて試験の結果はどうだったんでしょう。