日本からアメリカの薬剤師をめざしている方へ 1

ちょっといろいろ調べてみました。
基本的にこれは以前から申していますが、市民権(US Citizenship)または永住権(Greencard)がない場合、アメリカで薬剤師として仕事をするには H1b ビザが必要となります。H1b ビザを申請するにはスポンサー(雇用主、病院またはチェーン薬局)が必要です。スポンサーを見つけるにはFPGECが必須です。
ただし、H1b 取得は http://www.p-style.com/e-1618.html こちらの記事を見ていただければ分かりますが、応募者が多いため申請までこぎつけても抽選でもらえるかもらえないかが決まるようですから、現状はかなり厳しいですね。私が別の仕事でH1bに応募した10年前はまだ抽選ではなく、そのときは早い者勝ちだったような気がします。ただ、この記事を読んでいると2008年は枠が約倍の11万数になりそうですし、それ以降も枠が増えそうですのでかなり希望があるのでは。
では、来年の枠に応募したいと言う方、どのようにスポンサーを見つけましょうか。病院で働きたいという方もいるようですが、基本的に病院は非営利団体であり保守的団体ですからわざわざ外国人薬剤師を雇うためにスポンサーになるということは、特に外国に在住の見ず知らずの人のスポンサーになることは皆無です。やはりチェーン薬局の、CVS、Walgreens、RiteAid などなどを利用するしかありません。4月の申請に合わせてこれらのチェーン薬局には前年の12月までには連絡しましょう。これらのチェーン薬局も世界中から問い合わせが来ますので、2月くらいにはもう受け付けない(返事すらくれない)としてしまうようです。連絡は怖くても電話が一番です。ほとんどの人はメールで連絡します。その場合、順番に対応しているのでなかなか返事すらもらえません。でも電話で直接話すことができれば、用は割り込んで行くわけですから優先度アップ間違い無しです。もちろん、FPGECは取得しておかないと門前払いです。外国に住んでいる場合、すべての条件がそろっていれば面接なしで申請しますということもあるようです。スポンサーが見つかればあとは必要書類をスポンサーの移民弁護士に提出して、4月に移民局に申請、遅くても5月の始めには許可がおります。
スポンサーを見つけるには、アメリカのどこで働きたいかなどの臨機応変に対応しましょう。企業側も薬剤師が不足しているところに行ってほしいと願っているわけですし、H1bの手続きは3000ドルほどかかりそれを会社が出しているわけですから、会社側も不足している地域に行ってくれる人を優先します。

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